★ ポータブルタイプのChromebook
「ASUS Chromebit CS10 を試す:設定の仕方 キーボードとマウスの接続など」の記事で、TVやディスプレイのHDMI端子に挿して使うスティックタイプの“Chromebook”(ASUS Chromebit)を紹介しました。そのASUSからまたまたChromebookの変わり種(?)が登場。それが、ASUS Chromebox(CHROMEBOX2-G065U)です。実は、以前(2014)にも初号機が出ていましたので、これは二代目ということになりますね。型番も“CHROMEBOX2”となっていますし。CPUがグレードアップした以外は、スペックに変更はないようです。以下、スペック一覧です。
CPU | Intel Celeron 1.5GHz |
Memory | 4GB |
Graphic | Intel HD Graphic |
Storage | SSD 16GB |
LAN(有線) | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45) |
通信 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0 |
I/F | HDMI 1.4a×1、DisplayPort 1.2×1, USB3.0 x4(前面x2, 背面x2) |
カードリーダー | SDXC/SDHC/SD/MMC |
付属品 | ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、VESA規格対応マウント、ACアダプター、ユーザーマニュアル、製品保証書 |
サイズ | 124 x 124 x 42 mm |
重さ | 約0.6 Kg |
となっています。
最初からBluetooth接続のキーボードとマウスが付いているんですね。これならば、あとはディスプレイだけあればすぐに使えるでしょう。
また、通常のノートPCタイプのChromebookと違って、Ver.3.0のUSB端子が四つも付いているのが特徴でしょう。まあ、ワイヤレスのキーボードとマウスが附属しているので、それ以上USBに繋げるモノはあまりなさそうな気もしますが。
あと、ディスプレイ端子がHDMIとDisplayPortの二つ付いていて、それぞれにディスプレイを繋げると二画面で使えるのも普通のPCっぽいところ。シンプルさがウリのChromebookですが、こいつはかなりゴージャスな造りと言えましょう。
★ どんな人におすすめか
さて、そんなASUS Chromebox(CHROMEBOX2-G065U)はどんな人向きの機種なのでしょうか。
ノートPCタイプのChromebookは、その手軽さから、“二代目”、“セカンド機”として使っている人も多いと思います。また、スティックタイプであれば、旅先でちょこっと使ったり、出張の時のバックアップ機として持っていたりなんて用途が思い浮かびます。では、このミニPCタイプの場合はどうでしょうか。この重さですから、持ち運びももちろん不可能ではありません。でも、ディスプレイもキーボードも別ですから、どこでも手軽に使えるというものではないでしょう。やはり、家の中で据え置き機として使うのが普通かな。このサイトでも紹介・説明しているとおり、Chrome OS環境では“ブランド”に拘らなければ必要な機能を持ったアプリは充分に揃ってますから、メインのマシンとしても使えます。
あと、TVに繋げてChromecastのようにYouTubeを楽しみ、時には家族共通の(セキュアで安心な)PCとして使う、というのもあり。
いずれにせよ、選択肢が増えるのは良いこと。Chromebookの幅が広がります。
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