ASUS Chromebook Flip CM1とは
ASUS Chromebook Flip CM1 (CM1400FXA-EC0010)を試用する機会を得ましたので、色々と触ってレポートします。
ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400)は、公式サイトの説明によると
外出先での生産性を高め、より快適に学習や仕事ができるよう設計されています。液晶を360°回転可能なヒンジを採用したことで、好きなスタイルで学習や仕事ができます。1回の充電で最大約11.6時間使用できるロングライフバッテリーにより、外出先でも安心して使用することができます。狭額ベゼルデザインで、コンパクトなボディにもかかわらず大きな画面を実現。マルチタスクが快適に行え、没入感のある動画視聴が可能です。
ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400)
とのこと。CM1はAMDのCPUを使用していて、兄弟機種として、インテル社製のCPUを使った“CX1”もあります。
主なスペックは下記の通り。
型番 | CM1400FXA-EC0010 |
カラー | トランスペアレントシルバー |
CPU | AMD 3015Ce 1.2GHz/2.3GHz 4MB + Radeonグラフィックス |
メモリー | DDR4-1600 8GB |
ディスプレイ | 14型ワイドTFTカラー液晶 グレア 1920×1080(Full-HD), 10テンマルチタッチ・タッチスクリーン(静電容量方式) |
ストレージ | eMMC 64GB |
サウンド | ステレオスピーカー(2Wx2) アレイマイク内蔵 |
カメラ | イン 92万画素、アウト 503万画素(オートフォーカス対応) |
通信 | IEEE802.11a/b/g/n/ac, Bluetooth5.0 |
入力機能 | 78キー日本語キーボード(JIS配列), マルチタッチ・タッチパッド |
I/F | USB3.2(Type-C/Gen1) x 2, USB3.2(Type-A/Gen1) x 1, microSDXC/SDHC/SD対応カードリーダー, マイクロホン・ヘッドホン・コンボジャック |
消費電力 | 最大約45W |
バッテリー | バッテリー駆動時間 約11.6時間、充電時間 約1.5時間 |
サイズ・質量 | 326.6 x 228.8 x 18.6mm , 約1.65Kg |
主な付属品 | ACアダプター(USB Type-C)、製品マニュアル、製品保証書 |
ASUS Chromebook Flip CM1 (CM1400FXA-EC0010)の特徴としては、
- 14インチのディスプレイで仕事にも普通に使えるサイズ。
- USB Type-Cが2つ、Type-Aが一つと、色々使うのに充分な端子数。
- SDカードも使える。
- ちょっと重いけど、持ち運びも可能。
- 360度回転するディスプレイはテントモードやタブレットモードでも使用可能。
- オンラインストアで64,800円 (税込)
といったところ。CPUやメモリーも問題なく、仕事に遊びにメインのノートパソコンとして使える実力ありです。
外見をチェック
まずは外観をチェック。
天板は金属製でなかなか堅固な感じ。実際、衝撃・圧迫(天板に上から圧力をかけるテスト)などのテストに合格しているそうです。
底面は樹脂製。これは軽量化とコストダウンのためでしょうかね。同じサイズでFlipタイプのASUS Chromebook Flip C436FAは底面も金属製で、さらに堅牢な感じですが、値段がかなり。
右側面。ディスプレイ側(写真だと左側)にはUSB3.2(Type-C/Gen1) 端子があり、順に、ボリュームスイッチ、電源スイッチとなっています。
電源ボタンに関しては、閉じたディスプレイを開くと自動的にOnになる機能もありますので、そんなに使うことはないかもしれませんが。
左側面。ディスプレイ側(写真だと左側)から、USB3.2(Type-C/Gen1) 端子、SDカードスロット、マイクロホン・ヘッドホン・コンボジャック、USB3.2(Type-A/Gen1) となっています。
USB3.2(Type-C/Gen1)は充電にも使いますから、両側についているとコードの引き回しが自由になって便利です。
あと、USB Type-A端子があるのは、なにかと便利で安心です。
なお、セキュリティスロット(ケーブルをつなげる穴)はありません。据え置きではなく、モバイル用途ということで、つけていないのかな。
キーボードは変形キーもなく、非常に打鍵し易い配列です。矢印キーも付いているので、何かと便利でしょう。
なお、右下の丸いやつは「アウトカメラ」です。普通に使っていると手首が写るだけ(?)ですが、タブレットモードにすればカメラとして機能します。ただ、本体の重さが1.65Kgですから、スマートフォンのように気軽に写真を撮るのは厳しいでしょう。何かの時の保険用かな。
写真だとわかりにくいですが、ディスプレイ上端中央にインカメラがついています。
ディスプレイはタッチパネルになっていますが、静電容量方式で、USIペンには対応していません。
同梱物
一応、同梱物もチェック。簡単な取扱説明書と保証書、あと連絡先の書いたチラシが入っています。
なお、公式オンラインストアで購入すると「ASUSのあんしん保証」がつくので、ちゃんと製品登録しておきましょう。
AC電源アダプター。端子はUSB Type-Cです。なので、もっと小型のAnker Nano II 45WなどでもOK。私は、純正品は家のコンセントに繋ぎっぱなしにし、持ち運び用は小型版を利用しています。
まあ、バッテリーは11時間以上持つ(使用状況によりますが、実際はもうちょっと短いかな)ので、外出先ではほとんど充電の必要はありません。
フリップしてみた
外観チェックの最後はフリップのお試し。
テントモードにしてみました。動画を見るとき、キーボードが手前にないので気が散ることなく画面に没頭できます。タッチパネルになっているので、もちろん指でポンポンタッチして操作できますよ。
あと、接地面が小さくなるので、カフェの狭いテーブルで使うにもいいかも。
こちらはキーボードを折り曲げて後ろに回したモード。インカメラが通常位置にくるので、キーボードを使う必要のないリモート会議などにいいかもしれません。
パタンと閉じてタブレットモードにしたもの。私はほとんど使いませんが、絵を描いたり、習字をしたりなんて時にはいいでしょう。また、人に何かを見せる時にも使えるモードです。
タッチパッドは静電容量方式なので、先端がゴムになっている圧迫式のものだと使えません(反応しません)。指でタッチするか、静電容量方式タッチペンを使いましょう。2〜3,000円くらいのようです。安くなりましたねぇ。私は随分昔に購入したんですが、一万円近くした気がします。
今回はここまで。次回は、実際に使ってみた感想をレポートします。
ここから買えます
ASUS Storeからどうぞ。
ASUSのあんしん保証がすごい
公式オンラインストアから購入するメリットの一つが「ASUS あんしん保証」。対象製品に対して
- 加入料 0円
- 故障原因一切不問(!)
- 部品代20%
- 有効期限 一年間
- 利用回数 一回
- 送料、検証費、作業費、部品代80%はASUS負担
という保証が付くサービスです。有料ですが、三年または五年に延長も可能。
何がすごいかって、「故障原因一切不問」と言う点。落下、水没はもちろん、落雷やウィルス感染でもOKだそうです。大きい声では言えませんが(?)、“改造に失敗”でも大丈夫らしいです。
モバイルデバイスですから、どうしても落下などの事故の危険性はある程度あるでしょう。一考に値するポイントだと思います。
詳しくは「ASUSのあんしん保証 | ASUS」を見てください。