Canvaとは
A8.netの「Canvaセミナー」に参加し、Canva Proの60日間使用権を得て記事を書いています。
無料のブログサービスを使うにしても、レンタルサーバーを借りてWordpressで作るにしても、バナーは自分で用意したいもの。自分のブログの「看板」であり、アイデンティティですから。
このサイトのバナーは見ての通り、こんな感じです。作った当時はあんまり深く考えずに“とりあえず”作ってみたやつをそのまま使い続けています。でも、どうせならばもうちょっと格好良いものにしたら良かったかなぁと思っています。そのうちに変えようかな。
そんなバナーのデザインですが、Photoshopなどもサブスクリプション契約をしているので使えるのですが、ここはChromebook(Chrome OS)でも使えるやり方をこのサイトでは拘りたい。ということで、Web上で各種デザインができる Canva の紹介です。
Canvaは、ロゴやポスター、SNSの投稿用デザインなどを簡単に作成できるWebサービスです。テンプレートを選んで、写真や文字などを編集すれば、すぐにそれなりのデザインを作ることができます。
Webサービスですから、当然、Chromebookでも問題なく使えます。
見ての通り、とにかく豊富なテンプレートが揃っています。Instagramの投稿をカッコよくしたり、プレゼンテーションの資料をプロっぽくしてみたり、フライヤーを作ってみたり、あとクールな履歴書(レジュメ)なんかも作れますよ。
もちろん、バナーやロゴなんかも作れます。
オーストラリアに本社があるようで、サイトの説明によると、
2013年にリリースされたCanvaは、世界中のユーザーが自由にデザインを作成して公開することを目的としたオンラインのデザイン公開ツールです。
Canvaについて
とのこと。ユーザー登録をすれば、まずは無料ですぐに使い始められます。無料でもかなりの事ができますし、もちろん、有料会員(Canva Pro)になればさらに表現の幅が広がります。
Canvaでバナー作りに挑戦
ということで、バナーを作ってみました。と言っても、このサイトのものではなく、「写真をメインにしたブログを作った」という想定で。
なお、以下の作業はASUS Chromebook Detachable CM3を使ってスタバでやりました。ソイ・ラ・テを飲む間にササッとできるくらい、簡単にできますよ。
作業の最初はテンプレート選び。上述の通り、とにかくテンプレートが豊富なCanva。それはうれしいことではある反面、多すぎてどのように選べばいいか最初は迷ってしまうもの。目的別(Instagramの投稿だとか、プレゼンテーションの資料だとか)でメニューから入っていってもいいですが、適当なキーワードで検索するのも一つの手。ブログのバナーと言うことで「画像バナー パソコン」と入れてみました。“画像”としたのは、“写真”だけのものを除くため。
今回はこんなテンプレートを選んでみました。なお、有料会員でないと使えないテンプレート(その他の素材も然り)もありますのでご注意を。
あとは、変更したい要素を選択して書き直すだけ。まずは「PROGRAMMER」となっていたところを「PHOTO BLOGGER」としてみました。
次に、プログラマーっぽい「</>」の文字の部分をフォトブロガーっぽくカメラの絵に取り替えてみます。画面左にコマンドが並んでいますので、「素材」を選択してからさらに「カメラ」の単語で検索。するとこんなに素材が出てきました。素材をクリックすると自分のキャンパスに取り込めます。
お兄さんの絵も変えてみましょう。女性がパソコンを操作している素材を探すため「女性 パソコン」で素材を検索してみました。よさげなものを見つけたのですが、彼女は左を向いています。これだとこのバナーには合わない。そこでキャンバスに取り込んだ後に編集で「水平に反転」させました。
あと、オマケでカメラの下にスマートフォンも入れて、これで「私はカメラやスマートフォンで写真を撮ってますよ」感を出してみました。これで完成。
既製の素材の他、自分で写真やイメージデータをアップロードして使うこともできるので(ストレージ容量に制限あり)、写真ブログだったらポートフォリオっぽいバナーにしてもいいかも知れませんね。
できあがったらダウンロードしてデータをゲット。無料版だと形式はPNGのみになります。
出来上がったのがこちら。なんかそれっぽいですよね。これが三十分もかからずにできちゃいます。一番時間がかかったのはテンプレートや素材選びかな。たくさんあるので。
みなさんもブログを始めたら、Canvaでカッコいいバナーやロゴを作ってみてくださいな。
Canvaの料金体系
Canvaは無料でも上記の作業はできます。さらに豊富なテンプレートや素材を使いたい場合は有料のサブスクリプション契約が必要になります。
無料とCanva Proとの比較は下記の通り。
無料 | Pro |
0円 | 5人まで 12,000円/年 (人数に応じて) |
25万点を超える無料テンプレート 100種類以上のデザインタイプ 数多くの無料の写真とグラフィックス メンバーをチームに招待する リアルタイムでのコラボレーションやコメント 5GBのクラウドストレージ | 無料の機能に加えて、 1億点を超えるプレミアムストック写真、動画、オーディオ、グラフィック 常に新しいデザインが追加される、61万点以上のプレミアムテンプレートと無料テンプレート 最大100組のブランドキットを使用して、ブランドやキャンペーンのカラー、ロゴ、フォントを簡単に保存・適用 背景リムーバーで写真背景を瞬時に削除 透過画像を簡単作成 マジックリサイズでデザインのサイズを好きなだけ変更 チームが使用するテンプレートとしてデザインを保存 100GBのクラウドストレージ ソーシャルメディアコンテンツを8つのプラットフォームにスケジュール |
この中で「マジックリサイズ」ってのが意外と便利な機能です。例えば、今回作成したバナーをインスタブラム用に正方形にしたい時など、さっとキャンバスサイズを変えてくれます。色々な媒体用にいくつも作りたい時には使えるでしょう。
まずは無料版から始めてみて、もっと使いたくなったらCanva Proにするのがいいかな。以下のバナーからどうぞ。