Works With Chromebook認定製品として新発売
USIペンとは、業界規格団体のUniversal Stylus Initiativeが定めたアクティブタッチペンの規格に則って作られたデバイスです。
非電池式のタッチペンよりも反応がよく滑らかなタッチ感が特徴で、4096段階の筆圧感知に対応し、手のひらが間違って画面に触っても誤動作しないなんて機能も備えています。アクティブペンですが、Chromebook本体側とのペアリングなどの設定は不要で、すぐに使えます。
本体側もこの規格に準拠する必要があるので、どの機種にも使えるという訳ではないですが、最近の機種は多くがこの規格を採用しています。それの機種では、Chromebookメーカーを問わず、またUSIペンのメーカーも問わず、どの組み合わせでも基本的には使用可能です。ちなみに私はHPのUSIペンを、LenovoのChromebookで使っています。
エレコムの公式サイトでは、LenovoのChromebook二機種で動作確認済み(2021/02/17時点)とありました。
これまでは、各Chromebookメーカーが自社の機種とともにUSIペンを開発・販売していて、USIペン単体でも販売しているメーカーはあるのですが、品薄気味。そこにエレコムがサードパーティーとして販売してくれると言うこと。ありがたいですね。Chromebook本体にバンドルされていても、なくしちゃったりすることもありますから、こうやって手に入り易くなるのは大歓迎です。
詳細はプレスリリースを確認願います。
さて、そのエレコム社製USIペンですが、型名はP-TPUSI01BK。単6電池一本で稼働し、一日90分の使用で半年持つとのこと。重さは、電池込みで約20 g。長さは約 141 mm、本体径 約9.5 mm、ペン先径 約1.5 mm。付属品として単6アルカリ電池、交換ペン先、ペン先取り外しツール、マニュアル、保証書がつきます。
Google の互換性基準を満たすテストをエレコム社内で行い、OKと判断したとのこと。その証しとして“Works With Chromebook”のマークが付けられています。
LenovoやASUSのものと同じような感じでしょうか。ちなみに、HP製USIペンは充電池内蔵でUSB Type-C端子で充電する仕組み。
他社と違うのは、一般のボールペンのようにクリップが付いていることでしょうか。他社製はどれも磁石でChromebook本体にくっつける仕組みのため、このようなクリップは付いていません(鉛筆のようにスリム)。これ、なかなか便利そう。
逆に、「磁石」の文字が公式サイトにはないので、本体にくっつけることはできないのかも知れません(未確認)。
私も使っています、USIペン
上記の通り、私はHPのUSIペンを持っていて、Lenovo IdeaPad Duet Chromebookで使っています。絵心がないので、こんな風には描けませんが、メモ書きや、マウス代わり(ボタンクリック動作が主)に使っています。タッチパッドでも同様のことはできるでしょうけど、やっぱり辺の方が精度がいいですから、その分、使い易いですよ。ご自身のChromebookが対応しているのであれば、おすすめです。
USIペンの使用感や使い方等に関しては下記の各記事を参考にしてください。
ここから買えます
2021/02/17時点では、公式のエレコムダイレクトショップでは発売前のようです。
上記のプレスリリースによると、
¥3,980(店頭実勢価格)
¥4,378(税込)
とのこと。
Amazon.co.jpでは出品されていて、予約ができるようです。でも、上記の値段に比べるとちょっと高いかな。