特典で三ヶ月無料になる Goodnotes を試してみた。これ、タブレットにピッタリのツールだ

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Chromebook・Chromebook Plusには特典が色々と付いています

ChromebookやChromebook Plusを購入するとGoogleから各種特典が貰えることは以前にも紹介したと思います。「特典」のページを見ると今時点(2024/11/04)では以下の項目が上がっていました。

  • Chromebook Plus・Chromebook共通
    • Goodnotes三ヶ月お試し。
    • 100GBのストレージを利用できるGoogle One 12ヶ月お試し。
    • YouTube Premiumuを三ヶ月お試し。
    • LumaFusion:Pro Video Editingアプリを25%オフで提供。
  • Chromebook Plusのみ
    • AI Premiumu Plan:Gemini Advanced, 2TBのストレージ、Gmail/GoogleドキュメントなどのGemini拡張機能を利用できるGoogle One AIプレミアムプランを12ヶ月お試し。
    • Adobe Photoshop Web版とAdobe Expressプレミアムを三ヶ月お試し。

正確には、登録したGoogleのIDに対して与えられる特典なので、例えばGeminiプレミアムは同じGoogle IDを使えば他のWindowsパソコンでも利用できます。YouTube Premiumも然り。

  • Goodnotes
  • Goodnotes

今回はその中で権利を行使していなかった “Goodnotes” のお試しをやってみました。

Goodnotes

Goodnotesとは

Goodnotesは、いわゆる“手書きノート”作成アプリです。
Chromebook・Chromebook PlusではGoogle謹製のKeepが標準アプリになっているかと思います。スタイラスペン用メニューの「タッチペン ツール」で設定できる「メモを作成」のデフォルトもKeepになっていますね。Keepも手軽で便利ですが、このGoodnotesはメモというか、紙のノートに近い使い勝手のアプリだと今回使ってみて初めて知りました。なかなか面白いツールですよ。

Keepがメモ一枚一枚に書いていくという感じなのに対して、Goodnotesの方は(表紙の付いた)ノートにページを足していきながら書いていく感じ。ページを増やしていけるから“ルーズリーフ・ノート”ですかね。後述しますが、各ページごとに罫線だったり方眼だったりと変えられるので、まさにルーズリーフ・ノートでしょう、これは。

あと、手書きノートなんですが綴りをチェックしたり、スペルチェックしてくれたりします。今は英語だけですが、そのうち日本語にも対応するようです。
さらに、手書きで書いた箇所をペンでクシャクシャっとすると文字を消すことができたり、さらにさらに、輪投げツールで囲った部分を移動させたりできます。これら機能、使ってみましたがかなり便利。

元々はiPad用に作られたアプリですが、2023年にWindowsやAndroid、Webに移植され、我々Chromebookユーザーも使えるようになったそうです。

Goodnotesの基本的な使い方

Goodnotesの詳しい使い方は公式サイトを見たり、ヘルプを見たりしてください。ここでは私が使ってみた基本的な機能のみご紹介。

データの管理は階層化されていて、

  • フォルダー(これ自体も階層化して設定できます)
  • ノート
  • ページ

となっています。本棚にノートを入れておけて、そのノートがルーズリーフのようにページを増やしていける、という構造です。

ノートに文字を書いていくわけですが、“ペン”の種類(万年筆、ボールペン、筆ペン)が選べ、もちろん線の太さ(ペン先のシャープさ)や筆圧感度が設定できます。きれいに○や△を描きたい時には描画ツールもあります。イメージデータを読み込んで貼り付けたり、スタンプ(エレメント、と呼ばれています)が準備されていたり、そしてもちろん、文字をキーボード入力もできます。

エレメントには自分で作ったり、他から読み込んだりしたイメージを登録することができます。メモ帳に予定を書く時に用事別に食事を表すアイコンやら、移動を表す新幹線のアイコンなどをシールで貼り付ける、それに似たような使い方ができそう。
私も早速、読書メモのためのノート用に「Kindleで読んだ」のか「オーディオブックで聴いた」のかを示すアイコンを作って登録してみました。

  • Goodnotes
  • Goodnotes
  • Goodnotes

お絵描きツールとして使うにはペンの種類や太さを色々変えて使うんでしょうが、絵心のない私はメモ専用なので“中細ペン先の万年筆”に固定です。

ノートの表紙に色々なデザインのものが用意されているのが楽しい。
Moleskine風の、あのゴムバンドが付いているようなデザインが気に入りました。あと、サイズもA4だのレターサイズだのと選べるのも良し。

Goodnotes

ページごとに罫線やら方眼やらのテンプレートを変えることもできます。面白いところでは、金銭出納帳や楽譜(五線紙)などのテンプレートも用意されていました。

Goodnotes

アプリ内に“マーケットプレイス”があって、オリジナルデザインのノートなどを購入することも可能になっていました。ウィークリープランナー(週間予定表)やら旅行プランナー&ジャーナルやら勉強ノートなどが揃っていました。

Goodnotes

Chromebookをやっとタブレットとして使う気になりました

正直なところ、Chromebookでちょこっとメモを書くって時にはKeepではなく、普通にキーボードを使ってSlackやNotionで書いて(入力して)いました。でも、このGoodnotesはやっぱりタブレット形態で、スタイラスペンで手書きする使い方が合っていそう。
ということで、久しぶりにASUS Chromebook Detachable CM3(廃版モデル。後継機はASUS Chromebook CM30 Detachable)を引っ張りだし、キーボードを外してタブレットとして使ってみました。この機種はスタイラスペンが内蔵されているのでこういう時には便利。

さて、Goodnotesでの手書きの雰囲気はこんな感じ。デバイス自体が何年も前の機種ですが、レスポンスは悪くありません。若干の入力ラグはあるけれど、気にならない程度。スタンプの貼り付けもサクサクできました。

スタンプには付箋風だったり、フローチャートの要素だったりが用意されているので、その一つを使ってMindmap風の図も描いてみました。こんな使い方もできるんですね。

Goodnotes

消しゴムの機能を試してみました。これがとにかく便利。紙とペンの組み合わせを越えた、と言える機能でしょう。メモを録る際に、これならばレスポンス良く修正作業ができそうです。
あと、輪投げツールで好きな部分を囲うと、その部分を移動できるのも便利。手書きした文字も位置を変えられるのがいいですね。これは画期的な機能です。

そうそう。フォルダーやノートはクラウドサーバーに格納されるので、他のデバイスで利用しても同期を取って“同じ”ものを編集することができます。私もWindowsパソコンにもGoodnotesをインストールしてみたんですが、Chromebookと同じファイルをいじることができました。
さらには、デバイス側に(コピーを自動的に)ストアすることもでき、ネットにつながっていないオフライン状態でも編集可能です。次にネットワークにつながった時に同期されます。

Goodnotes

価格はおいくら?

今回はChromebookの特典で使い始めたので、とりあえず三ヶ月は無料です。その後の料金ですが、公式サイトによると

  • Android & Windows (& Web版)年払い: ¥945/年
  • Apple, Android & Windows (& Web版)年払い: ¥1,350/年

とのこと。月額かと思いきや、年間の料金がこれだそうです。かなりアフォーダブルじゃないでしょうか。延長契約ほぼ決まりかな、これは。

感想

ぶんじん
ぶんじん

使い出してまだ一週間ほどですが、Goodnotes、なかなか面白いツールだと感じています。手書きメモならばKeepの方が確かに手軽ですが、ノートとしてまとまって、もしくは継続的に何かを書き記そうとしたらGoodnotesは良さそうです。

ブロガーとしては、イベントなどでメモを録る際、机が亡くてキーボードが使えない時にタブレットでメモするのに良さそう。特に、クシャクシャっとやって字を消してすぐに書き直しができるのがいい。これはフリクションボールペンでメモする時の感覚に似ています。つまりは、紙のノートに手書きするのと似た使い方ができるということ。さらにはスタンプなどで役物を事前に作っておけばさらに作業が捗るでしょう。

Chromebook・Chromebook Plusを購入したら、まずはお試しで使ってみてはいかがでしょう。

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