Lenovo Chromebook S330とは
LenovoさんからモニターとしてChromebook S330をお借りしまして、試用してます。何回かに分けてレポートします。
公式オンラインショップではグレードがいくつかあって、値段は税込で36,850 – 40,860円(2020/01/20時点)となってます。海外だとChromebookにはもっと安い機種もありますが、国内で個人で気軽に買えるのはこのクラスクライからですかね。ディスプレイのサイズが小さいと、もうちょっと安いのがあるかな。いずれにせよ、14インチサイズでこの値段ならば、普及機・入門機的な位置づけだと思います。
スペックは以下の通り。ディスプレイの解像度とストレージの違いによるバリエーションとなっています。メモリが4 GBなので、そんなに色んなことを同時にはできなさそうです。
その他の特徴と言えばキーボードの配列が英語配列なこと。私はこっちの方が好きなのですが、まあ、好みでしょうか。
あと、端子類ですが、HDMIが独立してあるのは良いとして、USB端子が二つしかなく、Type-Cの端子は電源供給で塞がってしまうでしょうから、実質USB3.0ノーマルタイプのもの一つとなってしまいます。これはちょっと厳しいかな。
ディスプレイ | LEDバックライト付 14.0型 HD TN液晶 (1366×768) 光沢なし / LEDバックライト付 14.0型 FHD TN液晶 (1920×1080) 光沢なし |
CPU | MediaTek MT8173C (2.10GHz, 1MB) |
メモリ | 4.0GB LPDDR3-1866 LPDDR3 (オンボード) 1866MHz |
グラフィックス機能 | 内蔵グラフィックス |
ストレージ | 32 GB / 64 GB |
通信 | 無線LAN IEEE802.11ac/n/a/g/b、Bluetooth v4.1 |
カメラ | HD 720p Webカメラ |
オーディオ | ステレオスピーカー、デジタルマイク内蔵 |
インターフェース | USB3.0 (Type-C/Gen1)、USB3.0、HDMI、 SDカードスロット(SDXC, SDHC, SD)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
入力機能 | 74キー英語キーボード, マルチタッチ・タッチパッド |
サイズ | 325.7 x 232.4 x 20.8 mm |
質量 | 約1.5 Kg |
バッテリー | 駆動時間:約10時間、充電時間:約3時間 |
消費電力 | 最大約45 W |
主な付属品 | ACアダプター |
私が試用しているのは、一番安いパターンの機種です。ディスプレイがHD 1366×768、ストレージが32 GB。この機種を試してます。
外観をチェック
まずはキーボードから。上述の通り、英語配列です。アルファベットや数字は日本語配列のものと変わりがありませんが、@、#、();:などの記号は別のキーに割り当てられています。遙か昔、タイプライターがこの配列だったのかな。そこから生まれてきたコンピューターのキーボードもこれに倣ってました。VAXやUNIXの時代を知っている人はこっちの配列の方が馴染みがあるのでは? かく言う、私もそうです。「Shift + 2」が「@」になるやつです。その後、日本で広まった日本語配列キーボードは、「Shift + 2」が「”」となる配列。どうしてこうなったんですかね。その辺りの歴史には疎いので、理由は知りません。
キー自体は大きさもフルサイズで、違和感のある配列はなし。f
AC電源はUSB3.0 Type-Cです。45Wで動作するので、割と小さめ。その分、ちょっと“ずっしり”とした重さを感じさせます。でも、この程度ならば持ち運びも苦にならないでしょう。もっとも、バッテリーの持ち時間は約10時間なので、ちょっとスタバで仕事程度ならばAC電源は不要です。
ただ、見ての通り、ASUSのAC電源と比べるとちょいと大きめ、重め。コンセント側にケーブルがあった方が良いのかどうかは微妙ですが、そのケーブル分も含めると、Lenovoの方がかさばるのは確か。この辺りはLenovoさんにも頑張って欲しいですね。
端子類を見ていきましょう。まずは右側面。こちらはとてもシンプル。ディスプレイに近い方(写真では右側)から、セキュリティ・キーホール、そしてマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックだけです。端子類を片方向にだけ集めた方がコストダウンに繋がるのかな。
続いて左側面。こちらもディスプレイに近い方(写真では左側)から、USB3.0 Type-C、HDMI、USB3.0、SDカードスロットとなっています。電源供給はUSB3.0 Type-Cからになるので、充電中だと実質的にはUSB3.0一つになっちゃいます。HDMI端子があるとは言え、周辺機器を複数繋げる場合は外付けのハブが必要そうです。家で使っている分にはいいですが、持ち運ぶ周辺機器はなるべく減らして殷ですけどね。
本体材質はポリカーボネートなのかな?公式サイトを見ても分からなかったんですが、金属ではないですね。見ての通り、メッシュ加工がされているので、持った手触りはいい感じ。重さが約1.5 Kgとありますが、この材質感のせいか、もうちょっと軽く感じました。これならば持ち歩いて外出先で使うのも大丈夫でしょう。
外に持ち出してみた
例によってカフェでブログ書きの作業をしてみました。いつものスタバではなく、タリーズ。改装された渋谷の東急プラザにある店です。渋谷モディのスタバはいつ行っても満席ですが、こちらはまだ知られていないのか、意外と席が空いてます。広いテーブル席もあるし、フリーWi-Fi使えるので便利です。
それはそれとして、使ってみた雰囲気はこんな感じ。
こちらは後ろ姿。「Chrome」のロゴはワン・ポイントでそこそこ目立ちますが、「Lenovo」のロゴはほとんど分かりません。ちなみに、「Chrome」ロゴと反対側のフチに書かれているんですが、よくわからない。うむ、これでは“スタバでどやる”のは無理かも。静かに作業に集中しましょう。
ディスプレイは180度回転します。こんな風に“広げる”ことも可能。ただ、斜めからのディスプレイの視認性は余り良くないようなので、このポーズにしてみんなで覗き込むって言う使い方は余りおすすめできません。
ということで、一回目のレポートでした。次回は実際にオペレーションした感じを報告します。
Chromebook S330はLenovo公式オンラインストアまたは以下から購入できます。
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