★ Acer Chromebook 11「C732L-H14M」とは
● 久しぶりの新機種登場
Acer 日本から2018/3/27付けプレスリリース「Chromebook™ 初のNTTドコモLTE回線環境で高速通信を可能にしたAcer Chromebook 11「C732L-H14M」4月26日(木)より発売開始」が発表されました。主に法人・文教市場向けの、国内では久しぶりのChromebook新機種発表です。
ただ、Acerのサイトを見ると、「個人のお客様」⇒「ノートブック」のカテゴリーを辿っていった先に「Acer Chromebook 11 C732 | ノートブック – | Acer」のページがリンクされています。ということで、この機種はどうやら個人でも購入可能と期待することができます。
これが本当だとすると、まさに久しぶりの新機種ですね。
● 主な特徴
プレスリリースにある特徴をピックアップすると、
- LTE通信モジュール内蔵:4G LTE対応 ただし、別途、NTTドコモの通信網を利用したSIMが必要
- 堅牢性:米国国防総省の定める耐久試験「MIL-STD 810G」の高温・低温耐久、防滴、防湿、耐振動、耐衝撃、防塵の項目をクリア
- 最大330ml の水をこぼしても内部の精密部品が壊れない排水機構を備えた防滴キーボード:底面に排水用の穴が開いてます
- 動作音を無くしたファンレス設計
- 画面を最大180°開けるフラットスタイル
とのこと。
文教市場向け(子供が使う)を意識した造りになっているようです。それにしても“水抜き”の穴が開いているなんてノートパソコン、初めてなんじゃないですかね。少なくとも、私は聞いたことがありませんでした。
何度も言ってますが、文教市場でChromebook / Chrome OSが普及すれば一般個人向けも盛り上がるはず。期待しています。
● 詳細スペック
もうちょっと詳しい、上記サイトに掲載されているスペックをまとめると、
OS | Chrome OS |
CPU | Celeron 1.1 GHz; デュアルコア |
Memory | LPDDR4 4 GB(標準) |
ストレージ | 16 GB フラッシュドライブ |
カードリーダー | MicroSD |
ディスプレイ | 11.6″ HD (1366 x 768) resolution |
グラフィックス | Intel® HD Graphics 500 LPDDR4 共有 グラフィックスメモリ |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
オーディオ&ビデオ | 1280 x 720 webcam / speaker x2 |
ポート&コネクタ | USB3.1 Type-C x2、USB3.0 x1 |
入力デバイス | タッチパッド |
バッテリー | 3 セル 3920 mAh リチウムポリマー / 12時間 |
大きさ / 重さ | 302 mm x 209 mm x 21.30 mm / 約1.26kg |
となっています。Type-CのUSBポートが両側にあって、どちらでも充電可能とのこと。これはちょっとありがたいかも。狭い場所だと電源コードの引き回しも大変なところがありますから。
ちょっと飲み物をこぼしても頑張ってくれそうなこのChromebook 11「C732L-H14M」。LTEも使えてWi-Fiのない場所でも大丈夫。となれば、スタバやタリーズはもちろん、Free Wi-Fiサービスのないカフェでも気にすることなく使えます。
いいですな、この機種。