★ とりあえず使ってみる
ChromeOSを起動して、ログインしてみてください。すると左下に、最初からいくつかアプリ(のアイコン)が登録されています。Chrome(ブラウザ)やGmailです。これらは自分でインストールする必要なく、既に使える状態になっています。起動は、それぞれのアイコンをクリックするだけ。Windowsと同じで、”タスクバー”に登録されているアイコンは、ダブルクリックではなく、一回だけクリックすればOKです。
試しにGmailのアイコンをクリックしてみてください。すると、Chromeブラウザが起動され、Gmailが表示されます。既にブラウザが立ち上がっている時は、新しいタブが作られてGmailが開きます。
★ 日本語入力について
日本で売られている機種(「Chromebook 最近の機種紹介」を参照のこと)であれば、最初から日本語が使える状態になっています。また、それ以外の機種でも、言語設定を日本語にすれば使えるようになります。
日本語変換ツールは、Googleが提供しているGoogle 日本語入力がインストールされています。
日本語変換ツールの呼び出しは「かな英数」キー、英語入力に戻すにも「かな英数」キーを押してください。「かな英数」キーはトグル式になっていて、押すたびに日本語入力モードと英語入力モードとが切り替わるようになっています。
ちなみに、私はWindowsパソコンだけでなく、Androidスマートフォンでも日本語入力システム「ATOK(エイトック)」を使っているんですが、残念ながらまだ(?)ChromeOS版は出ていません。
★ フォルダー管理について
ファイルマネージャー・アプリを使って、ローカルのディスクに置いたファイルやSDカード内のファイル、そしてクラウドストレージ(Google Drive)先のファイルを扱うことができます。WindowsやMac OSのファイルマネージャー、フォルダー管理ツールと基本的には同じなので、特に戸惑うことはないかと思います。
ファイルの移動はドラッグ&ドロップでできます。また、ファイルの編集も、マウスの右ボタンを押してメニューを呼び出す形でもできます。もちろん、ダブルクリックすれば既定のアプリが起動され、ファイルが読み込まれます。この辺りはWindowsと変わりありません。
★ Googleドライブについて
一番お世話になるフォルダー(ドライブ)でしょう。Chromebookは内蔵ストレージが小さいですから、作ったファイルはクラウドストレージに置くことを前提に考えられています。逆に言うと、クラウドストレージと特に意識することなく、手元のフォルダーやファイルと同じように操作できますので、余り意識する必要はないでしょう。